デートすることは決まっているのに、優柔不断でその行き先をなかなか決めることができない……
そう悩む男性も多いのではないでしょうか。
草食系という言葉が広く浸透していても、デートは男性がエスコートするものという考えが常にありますから、デートプランや場所を決められないのはマイナスとなってしまいますよね。
そうならないためにも、デート場所を決められるようになることは重要です。
ということで、今回は優柔不断な人向けのデートプランの決め方についてご紹介します。
また記事の後半では、デートのプロであるレンタル彼氏にも、この辺りのことについて聞いてみましたので、そちらもご参考にしてみてくださいね。
< 目次 >
デート場所を決められない人とは
「ここはこういういいところがあって……」
「でもあっちも魅力的だしなぁ……」
このようにそれぞれのデート場所のいいところが目について、どちらか一方に決められないというような優柔不断な方が、デート場所を決められない人の代表格なイメージってありますよね。
でもこのタイプは、ちゃんとデート場所について考えていて、そのうえでどちらがいいのか悩んでいるので、正直それほど問題はありません。
本当に注意が必要なデート場所が決められない人とは、こだわりがなく相手が行きたいと思うところが一番だと思っている人です。
もはや決められないというより相手任せな人とも言えそうです。
ただ、もちろん本人にはそんな思いはなく、本当に相手が行きたいと思っているところに行きたいと素直に思っていたりするので、そこがさらに厄介だったりします。
このような決め方はたまにであれば全然問題はないのですが、毎回デートするたびにこう思っていると、相手のほうが引っ張っていかなきゃいけないことになりますので、とても負担になってしまいます。
一見相手思いでいるようでいて、実のところはまったくそんなことはありません。
相手が行きたいところに行きたいのであれば、相手が好きそうな場所を自分で探してみて、「◯◯ちゃんが好きそうな場所見つけたんだけど、どうかな?」とするほうが好ましいです。
長続きのする恋愛はギブアンドテイクの関係性です。
どちらか一方だけにやらせてしまうというのは、NGですのでご注意ください。
デート場所の決め方とは?
では、デート場所はどのように決めていけばいいのでしょうか。
その答えとなる5パターンを一つひとつ説明していきますね。
◆相手の好きなものを確認
せっかくのデートなんだから相手に喜んでもらいたい。
そんなときの決め方は、まず相手の好きなものを確認して、それから好みに合うデート場所を探すというものです。
例えば、相手がディズニーが好きであれば、ディズニー映画やディズニー関連の展覧会、カフェデートの帰りにディズニーストアに寄るというのもいいかもしれません。
初デートには不向きではありますが、ディズニーランドなどももちろん候補に挙げることができますよね。
このようにして、相手の好きなものからそれに合うデート場所を決めるというのはとても正攻法であり、失敗のしにくい決め方になります。
ただ、相手に確認するときに注意してほしいのは、ここで聞くのはあくまでも「好きなもの」です。
直接的にデート場所を聞かないようにしましょう。
◆相手の嫌いなものを確認
これは上の方法の反対のパターンですね。
相手の嫌いなものを聞いておくことで、消去法的にデート場所を絞っていくことができます。
嫌いなものに関連した場所以外で、相手の性格などに合わせて、相手が楽しむことのできそうな場所やイベントを調べていくことで、デート場所を決めることができます。
この方法を取るにもやっぱり相手のことを知っておく必要がありますので、まだまだ知り合って日が浅いような場合にはちゃんと聞いて確認することが大切ですね。
◆自分の気になっている場所を言う
相手が一番と考えていたり、自分の意思を伝えることが苦手というような人にはハードルの高いものですが、あなたのことを気になっている相手からしたら、あなたの好きなものに触れられる機会となるので嬉しいことは間違いありません。
なので、勇気を出して自分の気になっている場所を提案してみてもいいかと思います。
ただ、相手がさほど自分に対して興味がないというような場合や、まだまだ恋愛関係とは言えないような距離感のときには、自分が気になっているとはいえ、あんまりコアな場所は避けるようにしたほうが賢明です。
あくまでも無難なラインの延長線上から離れないほうが失敗する確率が高くなることはありません。
◆デートの方向性(大枠)を決めて、選択肢を挙げる
デート場所を先行して考えるのではなく、デートの方向性などの大枠部分を決めてしまい、その後にそれに当てはまるようにデート場所を決めていくというやり方もあります。
アクティブな感じのデートがいいのか、
落ち着いた感じのデートがいいのか、
あるいはショッピングのような歩き回るけど
はっちゃけることもないようなデートがいいのか。
なんとなくでもこのようにデートの方向性を決めることで、自然とデート場所は絞られていくので、そこからいくつかの候補を挙げ、決めていくことができます。
◆季節ものやイベントものなどの期間限定もの
そのときだけしか楽しむことのできないイベントは一年を通して数え切れないほど開催されています。
その種類もさまざまで、ふたりが楽しめるものもきっとありますので、その都度その都度でイベントごとを調べるようにするといいかもしれません。
また定番のデートスポットでも、その期間でしかやっていないようなもの(ハロウィンやクリスマスの水族館など)もいくつもありますので、そういったスポットに行くというのもいいですね。
デートのプロのレンタル彼氏ならどうする?
デート場所の決め方に悩むことは多くの人が一度は経験してきたものではないかと思います。
でも経験を積んでいくことで、上手くこなせるようにもなるのかもしれません。
ともすると、デートを生業とする人であれば、きっとコツなどを聞けるのかもしれない……。
そう思って、今回は、デートのプロであるレンタル彼氏の「石﨑新」さんに、そのコツを聞いてきました。
石﨑新さん(http://rentalkareshi.com/cast/ishizaki_arata/)
「レンタル彼氏」の商標登録を持つ『レンタル彼氏PREMIUM』所属。
スタイルも良く、凛々しくてかっこいい印象!
「こんにちは」
「こんにちは。お時間をつくっていただいてありがとうございます」
「本日はデートのプロであるレンタル彼氏さんに、デート場所の決め方について聞きたいと思いまして……」
「悩みますよね、デート場所って。『ここもいいし、あそこもいい』ってなっちゃいますし、でもそれが相手の方には楽しんでもらえないかもしれないですし」
「レンタル彼氏でも悩むんですね」
「当然悩みますよ。それがお仕事の一部でもありますからね。でも、レンタル彼氏をやる前よりはいい悩み方だとは思います。昔は単純に、スマートに決めることのできない優柔不断の悩み方だったので」
「なるほど。でも以前は決められなかったというデート場所でも、今では決めていかなければいけない立場ですよね?」
「なので最初は苦労しました……(笑)でも考え方が違ったなと気づいてからは、なんとなくではありますが何か掴めたようにも思います」
「考え方が違った?」
「当時はちょっと頭が硬かったので、いいデートスポットは、いいデートスポットは、と考えていたんですよね」
「でもそうではなくて、やっぱり大切なのは相手を思うことでした。あくまでもデートスポットはふたりのことを知るためであったり、同じ気持ちになったり経験したりするためのものなので、場所を主体で考えてはダメで」
「確かにデートスポットとはそういう場所かもしれませんね」
「もしデートに正解の場所があるとしたら、より楽しく、より心地よく、ふたりが一緒に過ごせる時間を共有できる場所が、そうなんじゃないかなって思います」
「では、相手が楽しんでくれそうな場所を選ぶというのは、そういう場所を選ぶというこということですね」
「そうだと思います。そのうえで、細かいポイントを挙げるなら、いくつか候補を挙げていくことをすれば、相手の方も選んでくださったりするのでいいかなと思います」
「ふたりで決めていくことができますね」
「デート場所を決めることもそうやってふたりで楽しむことができれば、当日のデートもより楽しみになるので、ふたりで決めていくことは大事だと思います」
……ということで、デート場所の決め方についてレンタル彼氏の石崎新さんに尋ねてみましたが、相手を思いやることと決めていく過程ですらふたりで楽しんでいくというポイントについて聞くことができました。
確かに、デートのことばかり考えてしまって相手を思いやることを忘れてしまったら本末転倒ですもんね。
当たり前のことではありますが、視界が狭まってしまっていると忘れてしまうこともあるかもしれませんし、非常にタメになるお話を聞けて、よかったなと思います。
まとめ
上では、いくつかのテクニックとしてのデートの決め方を挙げさせていただきましたが、でも何よりも大事なのは相手を思いやることです。
そして、デートをふたりのステキな思い出となるように努めていく姿勢でいることができれば、きっと自然とデート場所を決めることも、デートを楽しんでもらうこともできるのかもしれません。
「より楽しく、より心地よく、ふたりが一緒に過ごせる時間を共有できる場所が正解の場所」
これを常に考えていたいですね。