気になる相手とは頻繁にメールやLINEなどを交わして繋がっていたいもので、次のような気分になったことのある方も結構多いかと思います。
「たくさん連絡をして話したいけど、そうすると一方的になってしまう……」
「送ったはいいけど、返信が来ないとモヤモヤと不安で仕方ない……」
気になる相手への連絡であるからこそ、これらのような気持ちで思い悩んでしまいますよね。
ですが、そんなあなたに気をつけてほしいことがあります。
恋愛は面と向かって会っている間だけがすべてではありません。
むしろ、会っていないときの対応の仕方が非常に重要で、それによってはその恋愛の今後が決まっていくと言っても過言じゃありません。
相手との関係を一歩でも前に進めるためにも、以下を参考に自分の対応を確認してみてくださいね。
メールをするのも会うのも思いやりが大切
上でも言ったように、気になる相手とは頻繁にメールやLINEを交わして繋がっていたいものですよね。これはごく自然なことです。
しかし、相手のことも考えずにその思いだけで動いてしまい、たくさんのメールやLINEを一方的に送ってしまうと、送られた側としては、その量に対して引いてしまうというのはよくあることです。
引いてしまえば、そのあとはもちろんうまくいきませんね……。
手段が違うだけで、直接会話することも文字で会話することも広義では同じです。
なので、実際に向かい合って会話をしていようと、文字を使って会話をしていようと、行っているのはその人とのコミュニケーションですから、どちらも相手を思いやる気持ちが何よりも大切となります。
「今相手がどんな状況なのか」
「どんな気持ちなのか」
「どんなことを自分に望んでいるのか」
こういったことを汲み取って、そこから自分ができる返答や対応をしていくことで、その人との信頼関係が出来上がり、自然と距離も近づいていくんです。
メールやLINE上でも近くで相手を思いやるような気遣いを心掛けて連絡をする、このことは忘れてはいけません。
周りと差をつけるメールテクニックとは?
メールやLINEなどで会話をする場合も、近くで相手を思いやるような気遣いが必要であるのは前述の通りです。
では、この“気遣い”といのは具体的にどんなことを指すのでしょうか。
その答えのひとつが、「相手に合わせること」です。
これは単に、
A「○○が好き」
B「そうなんだ!自分も○○好きだよ」
というように話している内容を合わせるということではありません。
ここでいう“相手に合わせる”とは、
・タイミング
・文字や雰囲気、文章量
などといった、メールなどを構成する中核部分から少しだけ外れたことを指します。
「ん?どういうことだ?」と思われた方、安心してください。
続いて、これらを合わせることについてお話していきます。
①送るタイミングを合わせる
メールやLINEは会うことと違って、距離的な問題が排除されてますので、いつでもどこでも会話ができます。
そんな環境下だからこそ、時間帯を気にしないで連絡をしてしまう場合があるのですが、当然のことながら相手には相手の生活のリズムがありますから、そんなあなたの連絡が迷惑と感じてしまう場合があります。
特に、
・深夜遅くや早朝
・相手が忙しいと思われるような時間帯
などはそう感じさせてしまう可能性が極めて高いので、これらの時間帯を避けるのはマストです。
というのも、どちらも想像に難くないですが、就寝時間にあたる時間帯に連絡をすると、その着信音で睡眠を妨げてしまう可能性がありますよね。
またそれによってその人の他の活動にまで悪影響を与えてしまう恐れさえあるので、これは気をつけなければなりませんし、相手の忙しいと思われる時間帯に連絡することについても、そんなときに連絡がやってきたらこれには誰しもが返す余裕などありません。
もし返すとしてもその行為自体が負担となってしまうことが考えられてしまいます。
こういうわけで、深夜遅くや早朝、あるいは相手が忙しいと思われるような時間帯での連絡はしてはいけないのです。
が、「よし、そうか。その時間帯は避けよう」と実際にそのように対応しようとすると、「相手の忙しい時間帯なんて知らない」という問題が出てきてしまいますよね。
ある程度は相手の返信のタイミングから予想はつくかもしれませんが、その予想が正しいかなんてわかりません。
当たっているかもしれませんが、それと同じくらい間違っている可能性だってあります。
なので、そんなときにはこの“忙しいと思われる時間帯”を直接相手に確認をしてみることをオススメします。
すると、その時間帯を知ることができるのはもちろんのこと、「そんなことまで気にしてくれるとは、なんて気が利く人なんだ」と相手からの印象が良くなる可能性が大きいのです。
良いこと尽くめとはまさにこのことですね。
②雰囲気や文章量を合わせる
意識してやっている人はそう多くないのですが、非常にオススメなテクニックは、メールやLINEの「雰囲気や文章量を合わせる」ということ。
相手が普段何気なく送ってくれる文章は、相手的には一番自然で違和感や不快感のないものです。
逆にそれとは正反対の文章(例えば、相手は行間を詰め、擬声語も使わないようなカッチリとした文章なのに、行間がたっぷりと空き、使う言葉もフワフワしているような抽象的なものばかりが並ぶ文章)を送ってしまうと、相手としては自分の普段から慣れ親しんでいる心地のいいものとは異なりますので、そこでちょっと距離ができてしまうんですよね。
ここで、もし自分の文章と同じような文章が送られて来れば、相手としては非常に読みやすい心地のいい文章ということになります。
そうなればその部分が合わない人と連絡を取り合うよりも明らかにいい印象を持ってもらえることでしょう。
感覚的な近さを感じて、「この人いいな」とあなたに興味を持ってくれる可能性だって十分にあります。
相手が送ってくれる連絡のなかには、相手を攻略するヒントが隠されています。
そこに着目するのとしないのとでは2人の今後が大きく変わることがありますので、ヒントは見逃さないようにしましょう。
おわりに
恋愛においては、直接会って一緒に過ごしていることを重視しがちですが、実のところは会っていない時間の過ごし方こそ大切です。
ですから、周りと差をつけるためには、この部分をおろそかにせずにしっかりと対応していきましょう。
そうすることで、自分の望む未来に近づいていきます。