お見合いパーティーなどの婚活でめでたくカップリングすると、その次には2人きりでのデートが待っています。
が、この婚活後の初デートが成功しないと、せっかくカップリングしたのにもかかわらず、交際までに発展しなくなってしまいます。
ということで、今回は「婚活後の初デート」をテーマに成功するために気をつけたいポイントをご紹介したいと思います。
< 目次 >
デート≠付き合っている
婚活以外のデートであれば、仮に付き合っていない状態だとしてもお互いにそれなりに興味を持っているのが普通であり、すでに好意的な状態です。
それに対し、婚活後での初デートは、あくまでもお互いを知るためのもので、お見合いパーティーなどの延長線上に位置しているのです。
そのため、デートにつながっただけで「これはイケる!」と、勝ち誇ってはダメ。
むしろ、この初デートこそが、スタートラインとなります。
丁寧に相手を思いやってデートをすることを忘れてはいけません。
気をつけるべきことは?
婚活後の初デートの最大の課題とは次のデートにつなげることであり、それを達成することこそ、婚活後の初デートの成功と言えます。
これを成功させるために気をつけたいポイントがいくつかあるので、以下に挙げていきたいと思います。
初デートは知り合ってから2週間以内に
婚活後の初デートはなるべく2週間以内に行うのがベターです。
それには以下の理由があります。
・日が経つほどに印象やお互いの気持ちが薄れていく
・その間に相手に別にいい人が現れる可能性がある
婚活は恋愛からの発展ではないので、相手の人があなただけにこだわる必要がない場合があります。
もし、あなたとなかなか再会することがないのなら、
「この人は忙しそうだし、他にいい人を探そうかな」とか、
「きっと今後も予定が合わないんだろうな」というように
思われてしまう恐れがあるんです。
そのうえ、デートをせずにただメールだけでお互いの気持ちをキープし続けるというのも難しい部分がありますので、初デートはなるべくお互いの気持ちが盛り上がっているときに行うようにしましょう。
ランチやお茶など軽めのコースにする
初デートは、ランチやお茶など時間は短めに軽めのコースにしましょう。
初デートはあくまでもお互いを知るために行うものです。
お店選びではゆっくりと話すことできる場所という点に重きを置き、当日は会話をメインにするのが好ましいです。
またお店選びの際には、お互い行きやすいターミナル駅の周辺にあるお店を選ぶのもポイントで、自分にとっても相手にとっても無理のないデートを心掛けるようにしてください。
反対に(事前に話していたお互いの趣味のところに行くというような場合は別ですが)、初デートにおいては「長時間のデート」や「アミューズメント施設でのデート」などは候補からハズしましょう。
また、特に女性からすると非常にハードルが高くなってしまうような、相手のプライベート空間、かつ、距離の近い密室となる「ドライブデート」も避けたほうがいいです。
会話のネタの準備
上でも言っているように、初デートでは会話がメインとなります。
なので、「こういうのを話そう」というような会話のネタは前もって準備しておきます。
このときに必ずやっておきたいのは、「相手のプロフィールや今までのやり取りの内容を振り返っておくこと」です。
会話の途中に
「○○さんって△△が好きでしたよね?」とか、
「△△に行ったことあるって言ってましたよね?」というように
相手の人に関することを話題に挙げると、
「ちゃんと覚えてくれてたんだ」と相手からの印象はプラスになります。
また、その好きなことから、次のデートにも誘いやすくなったりするので、これは忘れてはいけないポイントです。
デート後はその日のうちにお礼メールを
デートは最後にその日の感謝を伝えることまでを含めてデートです。
簡単でもいいので、「今日はとても楽しかったです。ありがとうございました」「○○に行くことも楽しみにしてますね」と、その日のデートをしてくれた相手へのお礼の気持ちと、話に挙がった次のデートに関するひと言を添えてメールをしましょう。
よりデートでの楽しさを出すのなら、「○○好きという面を知れてよかったです」というように、デート中に話した内容を具体的に挙げるのもいいですね。
初デートでのNG行為
反対に初デートでのNG行為も挙げたいと思います。
質問攻めにする
相手のことを知りたいという気持ちはわかります。
ですが、その気持ちだけで相手を質問攻めしてしまうと、会話は一方的であり、相手は全然楽しい気持ちにはなりません。
というより、このような状態は会話とは言えませんよね。
どちらかといえば尋問に近いかもしれません。
このような場合、相手は負担にしか感じなくなってしまいますので、一方的な質問攻めはしてはいけません。
会話はタイミングや話す量などを相手に合わせることで発展していくのです。
自分のことばかり喋る
これも上の内容と同じですね。
どちらか一方だけが喋っているような状態は会話としては適切ではありません。
特に初デートのようなお互いをまだまだよく知らないような関係のときには、会話は相手5:5自分の割合か、相手6:4自分くらいが好ましいです。
自分のことも話すけれども、同じくらいしっかりと相手のことも聞くということは忘れてはなりません。
手をつなぐなどのスキンシップを取ろうとする
婚活後の初デートは、恋人関係でもないですし、その関係になることをお互いが望んでいるとはまだ言い切れません。
そんな状態で自分本位でスキンシップを取ろうとするのはマイナスでしかありませんよね。
きっと相手からは「軽い人だな」「遊び人なのかな?」と思われてしまう可能性が大きいです。
食事代を片方だけが支払う
食事代などのデート代を片方だけで持ってしまうのは、初デートの段階では好ましくありません。
というのも、まだ付き合ってもいない状態でこれをやってしまうと、男性的にも女性的にもよくない理由があるからです。
男性的には、デート代を出すというのが一般的ではありますが、言ってもまだ恋人関係ではない相手とのデートです。
ここで全額出されてしまうことが、かえって「付き合ってもいないのにお金を出させてしまった」「何かしないとダメなのかな」と女性に心理的な負担を与えてしまうことがあります。
また女性的には、男性に全額おごってもらってしまうと、「おごったんだから……」と男性が優位に立ってしまう可能性があります。
すると、まだまだお互いを知らないような関係性であるのに、お互いの力関係がそこから出来上がってしまう恐れがあるので、初デートの段階で男性に借りを作ることは避けたほうがいいでしょう。
このようなわけで、初デートの段階では一方がデート代を出すのではなく、割り勘をしたほうがいいということなんです。
でも一般的にデート代は男性が出すものと言われますので、女性よりも男性の方がいくらか多めに出すくらいがちょうどバランスが取れるのかもしれませんね。
おわりに
気をつけるべきことは多いかもしれませんが、今まで挙げたものを総括すると、結局のところ「相手のことを思いやる」ということに尽きます。
これができれば悪い印象を持たれることはそうありません。
婚活後の初デートはどっちつかずな距離感が判断を難しくしてしまいますが、まだ婚活の延長線上に位置しているだけで交際も何もしていないということを念頭に置き、相手を思いやって行動をしていくことで、お互いの距離は自然と縮まっていきます。
これらを参考にぜひ次のデートにつなげてみてくださいね。