恋愛探偵 第16回目【コミュ障男子に恋愛はできるか】

恋愛探偵の中村千花です。

とても久しぶりの『恋愛探偵』ですが、
忘れていたわけではありません。

どうも、ご無沙汰していました。

調べてみると、前回の更新が2017年の暮れ。

季節はどーんと飛んで、夏真っ盛りです。

今年は文字通りの猛暑ですが、
サラッとは流せないような暑苦しいお話をしていきますね。

というのも、今回はとても興味深い相談が来ています。

30代後半のOさんからのお悩みです。

 

クライアントOさんからの相談。

コミュ障すぎて恋愛ができません。

もうすぐアラフォーになるアラサー男子ですが、
コミュ障すぎて面白い話ができないため、
好きな人と仲良くできません。

そもそも昔から人見知りで、
自分から積極的に話しかけることができません。

小学生の頃はなんともなかったのですが、
中学生頃から性格が変わって、
人と話すのが難しくなりました。

特に初対面や二人だけで話すと相手に気を遣うので、
本当は人と話したくありません。

どんなことを話そうとか考えると、
それだけで気疲れしてしまいます。

それでも彼女が欲しいし、いずれは結婚もしたいので
街コンに行ったり恋活や婚活をしていますが、
どうやって声をかけたらいいか分からないし、
会話が弾んだ時にどういう話をしようかと考えてしまって、
結局声をかけられずに終わることが多いです。

それなので、個人的に連絡先を交換するような人は
今までいませんでした。

やはりコミュ障な男は恋愛対象にはならないんでしょうか。

ズバリ言って欲しいです。

 

話を整理していきましょう

『コミュ障に恋愛はできるか』問題です。

これって、自分も当てはまると共感する人が
とても多いんじゃないかと思います。

そして、この悩みには、女性よりも男性の方が
共感する人は多そうです。

なぜかというと、女性で本当のコミュ障って
男性に比べて少ないからじゃないかと思うんです。

性別的な特徴なんでしょうか。

男性は他人とのコミュニケーションが苦手だと感じると
引きこもってしまったり、誰とも会話をしなくなってしまう
という人が多いようです。

一方で、女性は当たり障りのないコミュニケーションなら
問題なく取れる人が多いんですね。

だから、他人とコミュニケーションが取れる女性の方が
恋愛ができる人が多いのかな。

(いい恋愛かどうかはまた別の問題として)

一言で申し上げましょう。

『コミュ障でも恋愛はできる』と。

ただ、コミュ障というのを逃げ口上にしていたり、
逆に開き直ってしまっているようでは、
なかなか彼女はできません。

「コミュ障だから」と、モテない言い訳にして、
自分のダメな部分を正当化してしまっていては難しいです。

自分を飾ることなく素直に生きることができたなら、
コミュ障でも恋愛はできますよ。

まず「コミュ障だから」と言いがちな人にありがちなんですが、
『人から嫌われたくない』という気持ちが強すぎやしませんか。

人から嫌わて傷つくのを防ぐため、「コミュ障だから仕方ない」と、
自己防衛してしまうのです。

だって、そういう障害なんだから、嫌われても仕方ないよねって。

けれども、コミュ障なんだから嫌われても当たり前だなんて、
本当にコミュ障で悩んでいる人に対して失礼な話です。

(Oさんがそう思っていなかったら、それこそ失礼な話ですが……)

そもそも、世の誰からも好かれるなんて無理な話です。

なぜって、挨拶すらロクに交わさないような相手からも好かれるって、
いったいどんなすごい人なのって思いませんか?

それに、自分の知らない誰かから一方的に好かれるって、
冷静に考えたら、ちょっと怖いですよね。

それよりも、少数でいいから自分の好きな人に好かれた方が
心が満たされるんじゃないかと思うのですが……。

だいたい、人から好かれるってすごく難しいことなんです。

ただぼーっと生きていたら、好かれることなんてありません。

相手にとって嬉しいことや、役に立つことをしてあげるから、
好意を持ってもらえるのです。

よく『ギブ&テイクの関係性がいい』なんて言いますが、
人に『与える』からこそ『得る』ことができるのです。

でも、周囲にただカッコいいだけで何もしないのに
モテるやつがいるって?

いますよね。

顔だけ良くて性格の悪い人。でも、すごくモテるっていう人。

彼ら(彼女ら)がモテるのは、
容姿の良さというもの使って、トキメキを人に与えているからです。

容姿がいい人を見るだけで、嬉しくなる人もいるんです。

だから、何もせずにそこに存在しているだけで
周囲からちやほやされる人も一定数いるのは事実です。

でもね、安心してください。

『カッコいい』や『可愛い』だけでモテるのは、若い時だけです。

誰でも年を取るので、そのうちに容姿は衰えていきます。

容姿が衰えた時に、他に与えるものがある人はまだモテるでしょうが、
そういうものがない人は急にモテなくなっていきます。

だから、神様は多少不公平かもしれないけれど、
なんとなく平等になるようにしているのです。

話がそれましたが、誰からも好かれるっていうのは
非現実的なことなんだと思って諦めましょう。

だから、好かれなくていいんです。

目の前にいる人に好かれたいと思うから、『面白いことを話さなきゃ』と
焦っておかしな行動を取ってしまうので、まずはその気持ちを捨てましょう。

じゃないと、自意識過剰が過ぎて空気が読めない人と思われてしまいます。

『好かれたい』という気持ちではなくて、
『嫌われないようにしよう』くらいが、肩の力が抜けてちょうどいいですよ。

 

話が苦手な人は話そうとしないほうがいい

Oさんは、恋活や婚活に力を入れているようですが、
なかなか結果に結びつかないようです。

人と話すことにすごく苦手意識がありながらも、
女性へ話かける時に、話が盛り上がった時のことを考えてしまい
結局声をかけられないって、ちょっと矛盾していますね。

そうやって先のことを予測してしまう人って、
危機管理能力が高くて、とても賢い人なんだと思うんです。

けれども、心配するところがきっと間違っています。

なぜなら、人と話すことが苦手な人が、会話でリードするなんて無理なので、
話が盛り上がるという心配は無用です。

万が一盛り上がったとしても、それは自然発生的な盛り上がりなので、
会話も自然のなりゆきに任せて転がっていきます。

だから、『盛り上がったらどうしよう』と、心配することなどないのです。

会話下手が心配しないといけないのは、『会話が続かないこと』でしょう。

Oさんの相談の内容にも『面白い話ができない』『人見知り』
『積極的に話しかけることができない』『人と話すのが難しい』
『人と話したくない』と、他にもネガティブな言葉はたくさんありましたが、
話が苦手なんだなというのがすごくよく分かります。

そんなに会話に苦手意識を持っている人が、面白い話なんてできるわけない。

むしろ、面白い話ができてしまったら、話のプロなんていらないわけです。

だから、その場を盛り上げる話なんてできないと割り切りましょう。

会話が苦手だと思っているなら、上手くなる必要なんてないのです。

けれども、面白い話を提供できない代わりに、相手の話をよく聞きましょう。

話が続かなくなってしまう人の大半は、人の話を聞いていないからです。

人の話を聞かないというのは、相手に興味を持っていないということなので、
これは直す必要はあると思いますよ。

会話が苦手な人にありがちなのは、
自分が話すことに意識が集中してしまって、人の話は全く聞いていない。

もしくは、相手に聞こうとあらかじめ用意していた質問を次々にして、
質問をしたつもりになっているということです。

もう、それに尽きるといっても過言ではありません。

「趣味は何ですか?」と聞いた時に、相手が「テニスです」と言ったとします。

テニスはやったことがないから会話が弾まないだろうし、
テニスの話題は早々に切り上げて次の質問にいこうという考えでは、
すぐに会話は途切れてしまいます。

テニスをやったことがなくても、「いつからやっているんですか?」とか
「どういうところが面白いんですか?」とか、聞くことはあるはず。

自分が知らないからって違う話題にしなくてもいいんです。

テニスについて知らなくても、「知らないから教えて」の一言が言えれば、
相手も自分がやってきたことであれば話すこともできるし、
会話ってそうやって続いていくのです。

だから、相手の話を聞くことができれば、会話は永遠に続いていくんですね。

話が苦手だという人こそ、相手の言った一言を必死で拾いましょう。

そうして相手に意識が向かうと、自分のことなど考える暇がなくなります。

結果的には『こんなこと言ったらおかしいかな』なんていう
自意識過剰な部分は薄れていくので、言葉もスムーズに出やすくなるんですね。

 

THE 推理

恋活や婚活の場で、個人的に連絡先を交換する相手がいなかったとのことですが、
それはOさんに限ったことではないかもしれません。

恋活や婚活の場って、私も取材で行ったことがありますが、
プライベートで異性と接することが苦手な人のための場でもあります。

つまりは、男性も女性も自分から声をかけることができない人の集まりなのです。

(もちろん、積極的な人もリア充用の場もありますが)

だから、『積極的になったもの勝ち』みたいなところもあるのです。

積極的に動くには、『こんなこと言ったらおかしな人だと思われるかな』という
自意識過剰から卒業しないといけません。

自分が思うほど、自分ってそんなに注目されていないものです。

そもそも、一挙手一投足が注目をされるような人であれば、周囲が放っておきません。

周囲に放っておかれたというのであれば、残念ながら自分がどんな言動をしても
それほど気にされないと思ってもいいでしょう。

だから、あえて空気を読まずに振る舞うくらいでちょうどいいかもしれません。

 

恋愛探偵よりひとこと

とはいえ、もしかすると人間関係において思春期に傷つくことがあって、
それでOさんは積極的なコミュニケーションが苦手になっているのかなと、
推測してしまいます。

中学生になって人と話すのが難しくなったということですので、
その頃に友人や異性から傷つけられることがあったのでは……?

もしもそうであれば、Oさんの中でわだかまっている問題を
一度ひも解く必要がありそうです。

きっと、この時から人間関係の輪は広がっていないのではないのかなと
思うのです。

まずは、この問題を解決する必要があるかもしれませんね。

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恋愛探偵 第17回目【まともに生きたい症候群】

中村千花

中村千花

レンタル彼女PREMIUMにてレンタル彼女をしています。
お仕事や日常で様々な恋愛相談を受けている中で、恋愛や人間関係・コミュニケーションについて気づいたことを発信していきます。

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